ポケモン講堂

ポケモンオタクの戯言

ソードシールド ランクマッチ等の総括

ポケットモンスターソード・シールドが発売されて約3週間、早くもコンテンツとしての終わりの兆候が現れ始めた、といったところだろうか。

大きく挙げられるのは、システムの存在意義を脅かすような致命的なバグがすでに複数回も発生(主に無限W回収や1位バグ)、全く改善がみられないポケモンのインターネット環境苦痛な環境整備理不尽な対戦システム等、の4点である。

 

 

まずは、致命的なバグについて。

一番有名なのは無限W回収であるだろう。このバグについてはプレイヤー側にとってメリットしかないため特段語ることはないが、公式側が意図していたようなやりこみ要素というものが真っ向から否定されたようなバグであるなと感じた。

次に、本日になって現れはじめた「1位バグ」というものだ。2019年12月5日に行われたサーバーメンテナンスの直後のランクマッチで、ハイパーボール級からマスターボール級に昇格した瞬間に1位になれてしまう、というものだ。今までマスターボール級で対戦を重ねて上位に挙がった人たちを一瞬で抜き去り、1位からはじめることができてしまうのだ。これも、ランクマッチ制度という存在を脅かす致命的なバグといえるだろう。(※記載時現在はランクマッチがメンテナンス中で潜れなくなった)

 

次に、インターネット環境である。

何度も何度も繰り返されるサーバーメンテナンスではあるが、依然同様重たいままですぐに落ちてしまうといったことが発売当初から続いている。インターネットに接続したままワイルドエリアに行くと重さのせいで操作性が悪くなる、といったこともプレイヤーたちの不満を買っている。

 

そして、苦痛な環境整備。以前よりも楽になった部分もたくさんあるが、対戦環境を整備する際に苦痛な点はまだまだたくさん存在している現状がある。

バトルタワーでマスターボール級になった後のBP集めの効率の悪さ、テンポの悪いダイマックスレイドを複数回やらないとまともに集まらないダイマックスアメ、集めにくい消費アイテムの技レコード、かえんだまやどくどくだまの獲得のしづらさ、が挙げられるだろう。

 

最後に、理不尽な対戦システムである。

マスターボール級に上がると、自分の現在の立ち位置が順位という形でしか把握することができず、上とどれくらい差があるのかが分からないのである。よって上を目指すときに何が起こるかというと、闇雲に潜り始めるのである。順位が上がるまでひたすら潜り続ける。当然、時間がある暇人が有利になる。一部学生や社会人にとってみれば理不尽極まりないシステムであることが一目瞭然なのである。ただ潜れないでいるだけなのに順位は下がり続けるので、モチベーションを維持するのが難しいのである。

 

 

 

総括として

サーバー強化、もっとBPやダイマックスアメを入手しやすくし、マックスレイドバトルを改善、さらにマスターボール級の対戦における内部レートの可視化をすることが今後必要とされる処置なのではないかと感じている。コンテンツとして終わりかねないバグは早急に治すべきである。